日本サッカー Jリーグの逆襲

質の高いJ2とJ3のサッカー

ベテランの強さ

日本のプロサッカーリーグは、Jリーグという名称で呼ばれており、2019年時点でJ1・J2・J3の3つにカテゴリー分けされています。

J2とJ3は下部カテゴリーであるものの、質の高いサッカーで楽しませてくれる点が魅力であり、J3とJ1チームが対戦出来る天皇杯では、J3チームが勝つ事も不思議ではありません。J2は、1999年に10クラブから始まり、2019年では22クラブに拡大していて、最も北のチームは山形県・最も南のチームは沖縄県にあります。

J2で運営費用があるチームは、攻撃的なチーム作りが出来る事で得点力が豊富です。金銭的に余裕が少ないチームは、守備を重視するサッカーをしてきますが、そのようなチームであっても、絶対的ストライカーが1人いればカウンターサッカーを仕掛ける事が出来ます。
カウンターサッカーは、選手が疲れやすくなる後半30分以降が特に効果的で、数多くの劇的ゴールが生まれています。

J3は、2014年から12チームで始まり、2019年時点では18チームが参加する規模に拡大しています。J3の特徴は、J1チームのアンダー23世代(U-23)が参加する事が可能となっていて、20歳前後の試合出場機会が増加しました。

なお、J2とJ3はチームの入れ替え戦が2016シーズンまで行われていましたが、2019年シーズンはJ2の21位・22位とJ3の1位・2位が入れ替わる仕組みになっています。