日本サッカー Jリーグの逆襲

Jリーグのクラブ経営はコロナのせいで大打撃!

厳しい経営

Jリーグのクラブはコロナによる経営ダメージが大きく、平常時よりも多くの収入が失われています。

まず、コロナの感染を防ぐためにスタジアムに観客を入れられないため、入場料収入が得られません。Jリーグの試合で使われるスタジアムのサイズは、少なくても1万人以上が収容できて、大きいところになると7万人以上も収容ができます。その数万人のお客から得られるはずだったチケット代がすべて無くなるのですから、収入面での大きな痛手となっているといえるでしょう。
もちろん、無観客でもサポーターからお金を集める方法はあるので、いろいろな工夫はされています。しかし、チケット代に代わるような画期的なアイディアは登場しておらず、入場料収入には遠く及ばないのが現状です。

また、最大の収入源といわれる広告収入にも影響を及ぼしています。広告収入というのは、ユニフォームやスタジアムに社名やロゴを載せることで得られる報酬です。そのため、無観客試合では世の中にアピールできないため、撤退する広告主もでてくるかもしれません。それにコロナはさまざまなビジネスに悪影響を及ぼしているため、広告主の会社の経営が悪化して広告を出すのが難しくなることだってあり得ます。

そして、コロナによる経済の悪化はサポーターの収入にも大きく関わっているため、物販の売り上げにも影響があるといえるでしょう。コロナのせいで収入が減り、サポーターは趣味であるサッカーにはお金が掛けられない状況になるかもしれません。そうなると、チケット代はもちろん、各チームが販売しているグッズの売り上げも減る可能性があります。

このように、コロナのせいで入場・広告・物販で収入を得るのが難しくなっているので、Jリーグのクラブ経営は大きな打撃を受けています。